被災者の方の言葉
東北関東大震災の連日報道に心を痛めている方も多いと思います。
ここ数日はテレビ局の中継も始まりました。
被災者にマイクが向けられることに、私は最初、違和感を覚えました。
「何もこんな状況で・・・」
でも、ある光景を目にして考えが変わりました。
リポーターにマイクを向けられた、あるおばあちゃん。
涙ながらにリポーターの手をしっかりと握り、堰を切ったように話し始めました。
私は気づきました。
「被災者の方も聴いてほしいんだ。伝えたいんだ。」
それからは、被災者の方が伝えて下さる言葉ひとつひとつを、しっかり受け止め噛みしめようと思っています。
「道で知り合いに会えることが、こんなにも幸せなことだなんて」と知人と抱き合って涙する女性。
「一日の食事は、おにぎり1個とこの1杯のお湯。でもね、このお湯が昨日よりも温かいのが幸せです。」 と語る女性。
「今欲しいもの? みんな流れちゃったから・・・ランドセルが欲しい。」と語る小学生。
「避難所にいても何もできないから、ここで少しでも役に立ちたい。」と
進んでボランティアに精を出す中学生たち。
「『私は大丈夫だから心配しないで。会いたいけど危険だから、どうか来ないで』
と、テレビを通じて息子さんに懸命に呼びかける母親。
被災者の方たちから、多くのことをを学んだのは私だけではないでしょう。
試練を経験した方の語る言葉には、大きな力があります。
人の言葉を聴くことで力をいただけるなら、一人でも多くの方の言葉を聴いてみたい。
聴かないともったいない。
私たちは被災者の方のためにも、心を強く持って精一杯過ごしましょう。
今日は小6の娘の卒業式です。
普通に卒業式を行えられることに、幸せを感じます。
【竹内】
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